エジプト:コプト教皇が神学校の新たな施設をお披露目
2021年10月11日付 Al-Ahram 紙


エジプト:コプト教皇が神学校の新たな施設をお披露目

■タワドロス2世による新たな神学校のお披露目について

【カイロ:アミーラ・ヒシャーム】

アレクサンドリア総主教聖マルコ管区総主教(コプト教皇)タワドロス2世は、日曜日(10日)、カイロにあるコプト正教会の神学校(聖ルイス神学校)の付属施設を複数披露した。披露に際して神学校が主催した式典には教会の多くの聖職者らが参加した。

式典では、タワドロス2世と、ハダーイク・クッバ、ワーイリー、アッバースィーヤ教区のマイケル大主教、そして神学校の副校長が挨拶をした。

タワドロス2世は、校内の電子図書館、(改革の父として有名な)コプト教皇シリス4世の没後160周年記念に改修した彼の名を冠した円形講堂、さらには改修の終わった校内の建物や全日制学生用の寮、会議やシンポジウム等を行うための新たな多目的ホールも披露した。

なお、式典にはミハイル大主教、シュブラ・ハイマ教区のマルキス大主教、ファイユーム教区の大主教兼付属修道院院長のアブラーム猊下、マアーディー教区の主教兼聖教会会議書記官を務めるダニエル猊下、東部およびラマダーン10日市教区のマカリオス主教、アシュート主教兼修道院院長であるピゴル猊下、イズバ・ナフル教区のセダロウス大主教、アイン・シャムス、マタリーヤ、ハルミーヤ・ザイトゥーン教区のアクシウス大主教らに加えて、聖職者らが出席した。

さらに、アレクサンドリア総主教代理であるアブラーム・エミール典院や、神学校の教授らも式典に出席した。

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( 翻訳者:坂井七海 )
( 記事ID:51693 )