サウジ:情報大臣の発言を受けサウジアラビア大使館のスタッフ全員が帰国(2)
2021年11月06日付 その他 - al-Souria.net 紙


■在レバノン・サウジアラビア大使館のスタッフ全員が首都ベイルートを去る

【スーリーヤ・ネット】

同様にサウジアラビアがとった措置のなかにはレバノンからの輸入の全面的な禁止が含まれた。こうした外交危機は、レバノン政府が自国の低迷した経済に対処するためアラブ諸国による支持を集めようとしているなか、同政府が直面している諸問題のさらなる深刻化を招いた。

カルダーヒー氏は今年8月5日におこなった発言のなかで、イエメン戦争を「馬鹿げている」と表現したうえ、イエメンが「侵略」下にありイランと同盟しているフースィー派が「自身らの身を守っているだけ」と述べた。

مغادرة ما تبقى من دبلوماسيين واداريين في سفارة المملكة العربية #السعودية في #لبنان يعني عمليا سحب التمثيل الدبلوماسي وما هذا الاجراء الا اول الغيث يقول مطلعون

— Joyce El Hajj (@JoyceElHajj) November 6, 2021

今回の危機はベイルート港で発生した爆発の調査をめぐる見解の不一致のために政治的麻痺状態を経験しているナジーブ・ミーカーティー・レバノン内閣にとって、もっとも新しい試練となる。

現在までに危機の解決に向けた兆候はまったく見られない。アナリストたちは、カルダーヒー氏の発言はその内容自体よりも多くの側面を持っていると分析している。彼らによればその大部分はレバノン政府の構成の性質、あるいは同国内でイラン政府が果たしている役割の行く末にまで影響するのだという。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:51704 )