国の経済システムに21兆トマーンの損害を与えた者たちを逮捕
2021年11月05日付 Jam-e Jam 紙
首都警察長官が国の経済システムに21兆トマーンの損害を与えた者たちを逮捕したと発表した。
【ジャーメ・ジャム電子版】首都警察長官のホセイン・ラヒーミー司令官は、大テヘラン圏経済安全保障警察における、本年7ヶ月の業務実績についてこう述べた。「経済安全保障警察は、治安維持軍に新設されたばかりの一警察組織とみなされるものの、きわめて注目すべき対策を講じてきている。」
同長官は、「大テヘラン圏だけで[イラン暦の]今年初めからメフル月[西暦9/23~10/22]の終わりまでに、国の経済システムに21兆トマーンの損害を与えた容疑者236人が特定され逮捕された」と続けた。
ラヒーミー司令官はさらに、「土地の不法使用に関する案件においてもまた、57人が特定ののち逮捕されており、彼らの押収された数ヘクタールの土地が国庫と天然資源に返された」と語った。
首都警察長官は、この期間中に銀行の大口債務者らのうち61人が警察により特定されたと発表し、こう述べた。「これらの者たちは有罪判決を受け逃亡していた債務者らの一部であり、首都経済安全保障警察の職員らにより特定され逮捕された。」
ラヒーミー長官は脱税においてもまた32人が逮捕されているとし、以下こう付け加えた。「7ヶ月間で合計439人が、土地不法使用、金融・経済システムの壊乱、横領、贈収賄の容疑で逮捕されている。」
同長官は、密輸品取り締まり案件においても569件の調書が作成されたとし、こう述べた。「これらの案件では890人が逮捕され、これに関し157台の自動車が差し押さえられている。」
ラヒーミー長官は、本年7ヶ月間に発見された物品について、前年の同期間と比較して42%増加していることに言及し、こう述べた。「本年初めから現在に至るまで、物品及び外貨の密輸取り締りに向け17段階の活動計画が実施され、総額2000億トマーン相当の密輸品が発見された。」
出所: ISNA(イラン学生通信)
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( 翻訳者:SK )
( 記事ID:51848 )