ヨルダン:ヨルダン国王が麻薬密輸の取り締まり状況を視察するため対シリア国境地帯を訪問(3)
2022年02月15日付 その他 - al-Souria.net 紙
■ヨルダン国王アブドゥッラー2世が麻薬密輸の取り締まり作戦を視察するため対シリア国境地帯を訪問
【スーリーヤ・ネット】
同様にヨルダン軍は先月、同国に向けシリアから麻薬を密輸しようとした試みを阻止したと発表した。さらに同軍はこの作戦が「質的なものであった」と評し、それを遂行する過程で密輸業者29名を殺害したことを明らかにした。
こうした状況のなかヨルダン王国はアサド政権に対し、シリアから麻薬の密輸活動が行われていることによって、北部国境地帯が脅威にさらされているとの「警告メッセージ」を送った。
先月末には、ヨルダンのマムラカ・チャンネルは次のように報じた。「ヨルダン国境警備隊は北部で、(アサド)政権軍の不在とテロ組織の存在に起因する、最新であり実質的な安全保障問題に直面している」。
同チャンネルは事情に精通しているとされる消息筋の話を引用しつつ、「シリアが麻薬物質キャプタゴンの主要な製造元と化したことを示す複数の報告が存在する」と付け加えた。
ヨルダンは、レバノンやシリアを起点とし湾岸諸国、特にサウジアラビアを目的地とする麻薬密輸の通過地点と考えられている。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:51856 )