レバノン:カルダーヒー情報相が辞任する意向を表明(1)
2021年12月03日付 その他 - al-Souria.net 紙


■「時は来た」…レバノンはカルダーヒー氏の辞任とマクロン氏のアラブ諸国訪問を待つ

【スーリーヤ・ネット】

レバノンは今日金曜、同国と一部のアラブ諸国の「外交危機」の枠組みのなかで生じ、同国が数か月前から経験している政治的局面の様相に変化をもたらす2つの進展を待っている。

レバノンのジョルジュ・カルダーヒー情報大臣が同国メディアに対して語ったところによると、同大臣は今日金曜の午後に辞表を提出する予定である。

カルダーヒー氏はジュムフーリーヤ紙に対し以下のように述べた。「辞任の時が来た。私は正しい決断を正しいタイミングで下したと確信しているため、内心安堵している」。

同紙によると、カルダーヒー氏は「彼の同盟者たちと協議したのち」に自身の辞任を決定した。また言及された「同盟者たち」に関して、マラダ潮流のスライマーン・ファランジーヤ代表とイランとの同盟下にある「ヒズブッラー」組織を挙げた。

またロイター紙は昨日木曜に複数の情報筋の話として、レバノンと湾岸諸国の間で発生している危機に応じてフランスの(エマニュエル・)マクロン大統領によるサウジアラビア訪問が予定されているなか、「カルダーヒー氏の辞任が交渉への道を開く」と報じた。

この危機の火花は、カルダーヒー氏がサウジアラビア主導によるイエメンの戦争への軍事介入を批判したことから発生した。

マクロン氏によるアラブ諸国訪問は、アブダビ、カタール(ドーハ)、リヤドの順番で行われることが予定されている。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:51870 )