スーダン:自由と変化宣言勢力がハムドゥーク首相との会談を否定(2)
2021年11月24日付 al-Quds al-Arabi 紙


■スーダン…自由と変化宣言勢力は「ハムドゥーク」との会談を否定している

【ハルツーム:アナトリア通信】

声明はさらに、自由と変化宣言勢力中央評議会の、クーデター派との連立や交渉に対する拒絶の姿勢をあらためて示した。

日曜にはハムドゥーク首相とブルハーン中将は14の条項を含む政治協定に署名しており、そのなかでも「解任から一か月後での前者による元の地位への復帰」や、「暫定政府の形成(特定政党への帰属なし)」、「政治犯の釈放」、および「民主的道筋を完成させるための協力姿勢を目指す両者間の誓約」はもっとも注目すべきものであった。

先の10月25日、スーダンでは深刻な危機が発生した。ブルハーン中将が非常事態を宣言し、民衆抗議デモや政治勢力によって「軍事クーデター」として評された措置の一環として、政党・省庁の指導者ら、高官らを逮捕したうえで主権評議会と暫定政府の大臣らを解散させ、知事の罷免などを実施したのである。

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( 翻訳者:宮﨑梨菜 )
( 記事ID:51902 )