ドイツ:DWは反セム主義的発言を行ったアラビア語部門の記者の業務を停止(2)
2021年12月03日付 al-Quds al-Arabi 紙

■「ドイチェ・ヴェレ」がSNS上でイスラエルを批判したコメントをしたとして、アビア語部門に務める4人の記者の業務を停止

【本紙、ハージル・ハルブ】

「南ドイツ新聞」は火曜(11月30日)、記事の中で「DWアラビア語部門の複数の職員およびDWと協力関係にあるフリーの記者のひとりが、過去数年間にわたってSNSや他のメディアで反セム主義的なコメントを行っていた。なお、これらのコメントはSNS上の個人アカウントで発信されており、現在それらの一部は削除されている。」と報じた。

また、当該記者らが書き込んだSNS上のコメントについて報じており、その中にはホロコーストの重大性を軽視するものや、反ユダヤ主義のステレオタイプを継続させるようなものもあった、と伝えた。

DWのぺーター・リンブルク氏は記者会見で、「DWはザビーネ・ロイトホイサー=シュナレンベルガー元司法大臣や心理学者のアフマド・マンスール氏という、特にこの問題を扱うの最適なキャリアを持つふたりの人物に協力を仰ぐことが出来た。」と語った。加えて、「私は、我々にとって困難であるこの状況下で、迅速な結論に至るよう協力してくれる彼らに感謝をしたい。」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:石川修伍 )
( 記事ID:51956 )