シリア:国連の支援部隊が政権支配地域からイドリブに到着
2021年12月09日付 その他 - al-Souria.net 紙


■国連の支援部隊が政権支配地域からイドリブへ…「救国」はどのようにコメントしたのか?

【スーリーヤ・ネット】

木曜日、新たな国連の支援部隊がサラーキブ市郊外の「タルナバ通行所」を通ってイドリブ県に入った。同様の支援部隊が政権支配地域から到着するのはこれで2度目となる。

イドリブ県に駐在する「スーリーヤ・ネット」の特派員は、「14輌のトラックからなる世界食糧計画(WFP)の支援部隊がイドリブ県に入った」と述べた。

同特派員は「支援部隊はシャーム解放機構による厳しい措置のなかで地域を横断し、イドリブ県北部にある救援物資用倉庫に到着した」と述べた。

国連支援物資の分配の管理は、イドリブ県で国連と連携している複数の地元人道組織が行う。

「シャーム解放機構が雰囲気を整える」

国連部隊が政権支配地域を介して到着したことでシリア北西部では怒りが沸き起こった。何名かのコメンテーターたちは、今回の措置が「政権の正統化をめぐる含意を示唆している可能性がある」とみた。

国連の支援が到着するのと同時に、「救済政府」の開発・人道的問題省は今日記者会見を開いた。同省はそのなかで「国連の支援が『接触ライン』を通過して入ったことは、バーブ・ハワー検問所を介した支援導入に関する決定の更新を促している」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:51991 )