チュニジア:オミクロン株の出現を受け新型コロナウイルスに関する水際対策を強化
2021年12月14日付 Al-Ahram 紙
■チュニジア首相、保険プロトコルの適用を厳格化する必要性を強調
【チュニジア:本紙】
チュニジアのナジュラー・ブーディン首相は今日火曜日、同国が学校の冬期休暇や行政年度の新年祝いに近づいており、特に関連当事者たちとの連携のもとで新型コロナウイルス対策のための保険プロトコルの適用を強化する必要があると強調した。
当該の発言は、ブーディン氏がカスバの政府宮殿で開催されたコロナウイルス対策をめぐる閣僚会議を主催しているなか、チュニジア大統領府が発した声明のなかでなされた。同氏は同会議の冒頭で、アリー・ムラービト保健大臣による世界の感染状況や欧州における感染拡大、「オミクロン」変異株の出現に関するプレゼンテーションに耳を傾けた。
同大臣は会議終了後の報道発表で、チュニジアの感染状況は安定しているものの、特にオミクロン変異株の拡大に照らした世界的状況は憂慮されるものであると述べた。またこれが、同氏が保健省に対し今年12月1日から各国境検問所において予防措置をとるよう命じた理由であると明らかにした。
同大臣は、複数の病棟が設置され蘇生・酸素供給用ベッドが用意されていることから、政府があらゆる可能性や緊急事態に対応する準備ができていることを明らかにした。
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( 翻訳者:山田紗瑛 )
( 記事ID:52006 )