スーダン:革命記念日に、レイプ被害に抗議し数千人がデモ行進(2)
2021年12月24日付 al-Quds al-Arabi 紙


■スーダン…革命記念日に際する抗議運動の最中、数千人の女性たちが女性に対するレイプ被害を批判するデモ行進に参加

【ハルツーム:本紙】

これに関連して、カナダ、ノルウェー、スイスに加え、欧州連合、米国、英国は女性をデモから遠ざけ、沈黙させるための武器として性的暴力あるいはジェンダーに基づく暴力を行使することを非難した。

昨日出された共同声明によると、彼らは各当局に対し、これらの暴力の申し立てについて完全かつ独立した調査を実施し、加害者がその所属に関係なく責任を問われることを保証するよう求めた。

さらにスーダンの「自由と変革勢力」中央評議会は木曜日、10月25日クーデタを敗北させるための広範な戦線の構築、また自由で公正な選挙を国家に結び付ける文民政府の確立に向けて行動していることを明らかにした。

評議会は声明のなかで、「軍事クーデタを打ち負かし、国家の移行期を主導する完全な文民政府を形成する」という政治的ビジョンを提示した。

自由と変革勢力の指導者であり、合法政府における内閣担当大臣であるハーリド・ウマル氏は「アブドゥルファッターフ・ブルハーン軍司令官とアブドゥッラー・ハムドゥーク首相の間の合意は、民衆運動の背中に対する刺し傷である。それは死んだものとして、あるいは大衆的かつ政治的に孤立したかたちで生まれてきた」と述べた。

同氏は、「クーデタ主義者たちはウマル・バシール(前大統領)よりも100倍弱い」としたうえで「スーダンの民衆はバシールを打ち負かしたように、クーデタをも打ち負かすだろう」と述べた。

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( 翻訳者:宮﨑梨菜 )
( 記事ID:52036 )