エジプト:ムスリム同胞団が獄中の副監督者への権利復帰を要求(1)
2021年12月24日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ムスリム同胞団がエジプト当局に監獄の副代表の権利を要求
【カイロ:アナトリア通信】
ムスリム同胞団は金曜日、エジプト政府に対し、投獄されているマフムード・イッザト副監督者に完全な権利を与えることを要求した。
これはエジプトで違法とされている同団体が、イッザト氏による初の発言に対しコメントするかたちで発表した声明のなかで言及された。イッザト氏の発言はSNS上に投稿され、そのなかで同氏は自身が置かれている監禁の状態に対する不平を唱えた。
エジプト内務省は15:55(GMT)まで同声明に対するコメントを出していない。しかし同省は、しばしば「囚人の分け隔ては行っておらず、彼らに健康上の保護と全ての権利を保証している」と述べている。
ムスリム同胞団は声明で次のように述べた。「SNSで拡散されたビデオのなかでは、マフムード・イッザト氏は裁判官が同氏から法的、生活上の全ての権利をはく奪しているとみなしている」。
さらに声明は次のように付け加えた。「イッザト氏は『空気を吸うこともできない独房に拘禁されており、自身の弁護士に面会することも禁じられている』ことを明らかにした」。
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( 翻訳者:渡部航平 )
( 記事ID:52042 )