エジプト:ムスリム同胞団が獄中の副監督者への権利復帰を要求(2)
2021年12月24日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ムスリム同胞団がエジプト当局に対し獄中の副監督者に完全な権利を与えるよう要求
【カイロ:アナトリア通信】
木曜日、日曜に行われた重罪裁判所の公判において発言したイッザト氏を写したビデオクリップがSNS上で拡散された。同氏はそのなかで自身が監禁されている状況に対し不平を唱えた。
日曜日、同裁判所は外国当局と共謀した罪によって同氏に有罪を宣告し、終身刑(25年)という控訴可能判決を下した。
これに先立ち、イッザト氏は2015年夏に同裁判所により同様の罪に関して絞首刑判決を受けていた。その後2020年8月に同氏が逮捕された直後、司法当局は同氏に対する再審を決定し、先の日曜日の公判において同氏の刑罰は絞首刑から終身刑に減刑された。
イッザト氏(77歳)は、大カイロで「ラービア・アダウィーヤ」と「ナフダ」の座り込み運動が散開させられた数日後にムハンマド・バディーウ氏(同団体監督者)の逮捕されたのち、2013年8月にムスリム同胞団の臨時監督者の地位に就いた。
(1)に戻る
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:渡部航平 )
( 記事ID:52050 )