パレスチナ:首相が1948年の犯罪の調査のためにイスラエルの資料を開示するよう要求(2)
2021年12月20日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イシュタイヤ首相は1948年の犯罪の調査のために国際委員会に向けてイスラエルの資料を開示するよう要求
【ガザ:本紙】
イシュタイヤ首相が述べたところによると、パレスチナ政府は最近の動向のなかで、国連と複数の国際人権機関に対し、入植者らが特にブルカ、カリュート、サバスティーヤにおいて占領軍による保護・支援のもとで実行しているパレスチナ人に対する「組織化された国家テロ」の阻止を目的として介入するよう求める書簡を送り、同様にパレスチナ市民の安全の確保を要求したという。
同首相はこの激化の責任をイスラエルに負わせ、無防備のパレスチナ市民に対してイスラエルが実施している殺傷目的の発砲にかかわる政策を非難した。
加えてイシュタイヤ首相は、パレスチナ政府が1週間前に終え、5年ぶりとなる米国との経済談話について指摘した。
さらに「会議を通じて、我々は紛争の解決が政治的であるべきであり、国際法や国際的正当性を参照しなければならないことを確認した。またイスラエルが自国の入植主義的プログラムによって現行の米政権が信じる二国家解決を体系的に破壊しているために、それを保護する必要性を確認した」と述べた。
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( 翻訳者:内田かぐ美 )
( 記事ID:52056 )