シリア:シリアにおける「クルド人同士の対話」の再活性化を試行する米国(1)
2021年12月30日付 その他 - al-Souria.net 紙
■米国はシリアにおける「クルド人同士の対話」の再活性化を試みる、「特定の期限内に」
【スーリーヤ・ネット】
クルド国民潮流のアリー・タンミー報道官によると、米国はシリアにおける「クルド人とクルド人同士の対話」を再活性化することを目指している。
タンミー氏は今日木曜日、本紙に対し「両当事者の相違を対話において解消するための米国の努力」について語った。ここでの両当事者とは「(シリア・)クルド国民評議会」および「民主統一党」を指す。
同氏によると、米国の新使節は今月中旬にクルド国民評議会、またクルド民主統一党が率いる国民統一諸政党のメンバーらと面会した。
同氏によると、米使節は両当事者に対し、同国政府が「早急かつ特定の期限内に」両者共通の解決策および合意を見出すことを望んでいると伝えた。
シリアにおけるクルド民族主義政党間の協議は2020年4月に開始しており、これは2011年にシリア革命が始動して以来、クルド民族主義運動における二主要軸間の関係改善を示す最初の兆しとなった。
しかし両当事者の間でいまだ解決されていない5つの不一致点の存在により、両者の協議は昨年後半の数か月のうちに停止し、行き詰まることとなった。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52077 )