クルド:シリア民主軍司令官が新年における「楽観的」な未来について語る(2)
2022年01月07日付 その他 - Alsouria Net 紙
■シリア民主軍司令官が新年におけるシリアの未来が「楽観的」との見解を示す
【スーリーヤ・ネット】
シリア民主軍は米国主導の有志連合による支援を受けつつ、シリア北・東部の広大な面積を支配してきた。しかしこれまでジュネーブ、アスタナ、ソチでなされた、政治的解決に向けた各プロセスに組み込まれることはなかった。
一方、シリア民主軍の立場やそれが推進するビジョンは議論を引き起こしている。同軍はトルコの支援を受ける反体制勢力を公然と攻撃し、最近ではシリア政府やロシアとの歩み寄りに向けて開放的になりつつあった。
しかしこうした経路は、シリアの国土全体を統治する意向を強調している同国政権の非妥協性やあらゆる地方分権化計画への拒絶のために、現在のところいかなる成果を得られていない。
アブディー氏はシリア民主軍とロシアとの関係を以下のように評した。「シリア民主軍はロシアとの強固な調整体制・軍事的関係を有している。我々には共通の軍事拠点も複数ある」。
同氏はロシア政府が「シリア民主軍とシリア政府の間の仲介役を果たした」と指摘しつつ、自軍とロシアの関係が「続いている」と明らかにした。
(3)に進む
(1)に戻る
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52143 )