電気料金に段階式課金プラン導入
2022年01月17日付 Cumhuriyet 紙
エネルギー市場管理協会(EPDK)が1月1日から導入した段階式課金プランでは、一戸当たり150kW・h以下の電力消費に対し、キロワット時あたり税込み1.37トルコリラが請求される。それより多い電力消費に関してはキロワット時あたり2.06トルコリラとなる。
エネルギー市場管理協会は、低電圧均一プランに契約している全住宅を、2022年1月1日から段階式課金プランに移行することを決めた。
これにより、各住宅の電気料金には、EPDKの2022年新プランである段階式課金プランの料金単価が適用される。段階式課金プランが適用される電力消費のうち、一日の平均電気使用量が5kW・h以下の場合は低額単価が、平均5kW・hを超える使用量に関しては高額単価が適用される。
段階式電気料金プランでは、一か月あたり150kW・hまでの消費電力量については低額単価が、それより多い電力量については高額単価が適用される。2022年の第一四半期、すなわち1月~3月の間、3800万戸の住宅における150kW・h以下の電力量に関してはキロワット時あたり税込み1.37トルコリラが請求される。それより多い消費電力量に関してはキロワット時あたり2.06トルコリラとなる。これは2022年1月1日から適用されているものである。
請求書の80%は12月分の消費量
発電コストは2021年初頭に比べ141%高騰していたが、この原価の高騰は長い間消費者に反映されていなかった。1月1日、消費者が支払う電気代の高騰を抑え、家庭内での省電力を喚起するため、段階式電気プランが施行された。これにより、先月12月時点における137トルコリラの電気代に相当する電力量まで、消費者には低額単価が適用される。
YEPAŞ(イェシルウルマク電気小売株式会社)のアーリフ・アクシャム総務は以下のように発表した。「EPDKが発表した新プランとともに、住宅プランに契約されているお客様に段階式プランが適用されます。EPDKが示した5kW・h/日以下の電力消費については低額単価が、それより多い電力消費については高額単価が適用されます。他方で新価格期につきものな、値上げ前の月に関しても新価格で請求されるのではないかという不安も聞かれます。電気市場法で定められているように、その期間に適用されている価格が常に請求されます。全ての電力消費に新料金が適用されるようなことはありません。お客様におかれましてはどうぞご安心いただきたく存じます。12月に使用した電力消費に関しては、1月に届く請求書においても2021年12月の料金プランが適用されています。」
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( 翻訳者:今城尚彦 )
( 記事ID:52236 )