ヨルダン:アサド政権に向けた「現実主義的」政策(1)
2022年01月22日付 その他 - al-Souria.net 紙


■アサド政権に向けられたヨルダンの「現実主義的」政策のなかで

【スーリーヤ・ネット:ガーズィー・ダフマーン】

ヨルダンのアイマン・サファディー外相は、自身の国家が「真摯な政治プロセスがシリア危機の終焉をもたらす」ことを証明しようと試みていると述べた。

同外相の発言は、その背後に隠れた顕著な地理的問題の存在を明らかにしながら、それが持つ真の重大性・目的に関する疑問を提起する。

ロシアが、シリアにおける政治進展の結果に対する、あるいは交渉のアジェンダや解決策の条件の調整に対する主要な制御装置と化したことを考えると、こうした声明が(実際にサファディー氏がそうしたように)ワシントンからではなくモスクワから出されることは既定路線であった。

しかしその実、問題は声明の受け手側に存在するものだと思われる。特にその受け手がシリアにおける殺戮の影響を受けながら、諸国による計算や諸国の利益を読み取ることから身を遠ざけていたのであれば、である。

そしてその信条とは、「論理は、自身の人々の血を流すことに携わっている者がおそらくは舞台から去ることを求めている」というものであった。これは、ヨルダン国王アブドゥッラー2世が2017年に発したコメントである。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52290 )