巨大都市イスタンブルは昨日、激しい降雪にとらわれる中、交通は麻痺し、市民は数時間の間道路で立ち往生した。イスタンブル広域市市長のエクレム・イマムオールがこの間にサルイェルにある魚屋[兼レストラン]で食事をしていた際に撮影された画像が問題となった。市長は「私の１時間の食事休憩がなぜ問題になっているのかは明らかだ」と述べた。
イスタンブルで昨日ほとんど自由を奪った激しい降雪は、今日現在、状況管理下におかれ緩和している。しかし、対策が不十分であったことについての批判がソーシャルメディアの話題となっている。市民が昨日道路で立ち往生している時間帯にサルイェルの魚屋で撮影されたイスタンブル広域市のイマムオール市長の写真が議論を激化させた。
■「１時間の食事休憩」
イマムオール市長は、画像に関する反発の増加を受けて説明を行った。ソーシャルメディア・アカウントから一連のメッセージを発した市長は、「1時間の食事休憩をとった」と述べ、以下のメッセージを伝えた。
「これまで我々は政府や区自治体と連携して取り組んできましたし、これからも取り組み続けていきます。何千人もの市職員が尽力している中、19時間の労働時間の中の私の1時間の食事休憩がなぜ問題にされようとしているのかは明らかです。国民はこの不寛容さ[の理由]をよく知っています。」
■反発した人々はツイートを削除
ソーシャルメディアを通じて魚屋の画像が昔のものだと擁護した多くの人は、発言を取り下げた。共和人民党イスタンブル選出の国会議員のメフメト・ベキャールオールは、「[市長の写真を共有した公正発展党イスタンブル選出の国会議員]ベテュル・サヤン・カヤ氏と皆様に謝罪します。本当に恥ずかしいです。エクレム氏は、18時から19時の間にそのレストランにいたそうです。」と発言した。
■カバクテペからの批判
公正発展党イスタンブル県代表のオスマン・ヌリ・カバクテペは、生活を麻痺させる降雪に際して、イスタンブル広域市は対策不十分だったと述べ、「必要な十分な対策を取らずに老若男女の数十万の市民を苦しめたのは共和人民党所属のイスタンブル広域市当局である。イスタンブルは無人ではないことを知りなさい。イスタンブル市民はこの寒さを乗り越えるが、あなたたちのこの怠慢さを決して忘れない」と述べた。
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（ 翻訳者:伊永勇人 ）
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