シリア:シリアを介したレバノン・ヨルダン間の電力接続に向けての協定が署名、「歴史的な瞬間」(1)
2022年01月26日付 その他 - Snack Syrian.com 紙


■シリアを介したレバノン・ヨルダン間の電力接続に向けての協定が署名、「歴史的な瞬間」と評される

【スナック・シリアン・ドットコム】

シリアのガッサーン・ザーミル電力大臣は、ヨルダンからシリアを介してレバノンへ電力を繋げるプロジェクトの実施に関する協定が署名されたことは「目覚ましい成果である」と述べた。さらに、シリアはあらゆる分野で「アラブ諸国対アラブ諸国」の協力体制を推進した初の国家であると強調した。

ザーミル氏は、レバノンのワリード・ファイヤードエネルギー資源大臣およびヨルダンのサーリフ・ハラーブシャ電力大臣と共同で行った記者会見のなかで、次のように述べた。「シリア政府は、この計画を可能な限り早く実施するべきであると主張していた。そして政府の大統領府からはプロジェクトの実施状況に対する直接的な監督が行われ、それは常にフォローアップされた。またプロジェクトは記録的な速度によって完了し、電力省および電力輸送公社による調査がなされた。我々は特定の期限内で実施することを誓約した作業をすでに終え、電力を接続する準備ができている」。

一方レバノンのエネルギー資源大臣は、「協定に署名がなされた瞬間は、レバノンにとって、そしてアラブの人々にとって歴史的な瞬間となった。その規模ではなく象徴性によって、である」と述べ、次のように付言した。「我々は今回の立場によってアラブ間の協働、経済的・社会的行動、そしてアラブ人の間の結束を強化する。なぜならそれはレバノン国民にとって重要だからだ」。

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( 翻訳者:木戸 皓平 )
( 記事ID:52321 )