シリア:シリアへの支援から「多くのこと」を望むロシア(1)
2022年01月29日付 その他 - al-Souria.net 紙
■シリア支援をめぐって「多くのこと」を望むロシア
【スーリーヤ・ネット】
ロシアは、毎年更新される国連決議に基づいてシリア北西部におよぶ人道支援計画に関連する複数の手順を実施するよう求めた。
ロシアのイタルタス通信は同国のドミトリ・ポリャンスキー国連次席大使の発言を次のように報じた。「バーブ・ハワー通行所を通じてシリアへの越境人道支援の提供に関する国連の決定は、2022年7月10日まで有効であり続けるだろう」。
同大使は「残された数か月の間で行わなければならないことが多くあるため、事を始めるためにゆっくりしている時間はない」と付言した。
ポリャンスキー大使は、ロシア政府が今から5か月半の間に「決定的な多くの任務を遂行する必要がある」としつつ、「第一に、既存の越境支援メカニズムが中断することなく稼働し続けること保証すること」が肝要であると述べた。
さらに「既存の越境メカニズムでは到達できない地域が含まれるよう、支援の対象を拡大する必要がある」と付言した。また「少なくとも、国連人道問題調整事務所が昨年10月に策定した明確な作業計画を完全なかたちで実施することが必要である」と述べた。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52344 )