シリア:UAEが「金銭チャネル」を通じてアサド政権に急速に接近(1)
2022年01月28日付 その他 - al-Souria.net 紙
■UAEが「金銭チャネル」を通じてアサド政権に急速に接近
【スーリーヤ・ネット】
アラブ首長国連邦(UAE)は、アサド政権との正常化に向けて舵を切った数か月後、同政権への対応に関して大きな一歩を踏み出した。
米国のウォール・ストリート・ジャーナル紙は金曜日に掲載したレポートのなかで、「UAE政府は、アラブ諸国とシリア政権の間の外交関係を復帰させるためのアラブ的取り組みを主導しており、プライベート・バンクを開設し、その傘下の会社を複数登録することで同政権を支援している」と述べた。
同紙は、「UAEが綿密なかたちでアサド政権との関係を正常化しようと試みている」としたEU諸国の当局者らの発言を引用した。
さらに同紙は、ここ数ヶ月の間、複数のシリア企業が「ドバイとアブダビにおける外国企業」として登録されていると述べた。各社が保有する資産を隠すことが目的だという。
これらの企業が目的としているのは「米国やEUによる制裁を回避」することに加え、 「石油製品から電子機器、衣服といった商品の取引を継続」することだという。
過去3年のなかで、UAEとアサド政権の関係は急速な転換をみせた。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52371 )