シリア:イスラーム国のクラシー指導者の殺害をうけたシリア人活動家らの反応(1)
2022年02月03日付 その他 - al-Souria.net 紙
■イスラーム国のクラシー指導者の殺害をうけたシリア人活動家らの反応
【スーリーヤ・ネット】
シリア北西部イドリブ県で発生した、「イスラーム国」の指導者であるアブー・イブラーヒーム・クラシー(アブドゥッラー・カルダーシュ)の殺害は、シリア人活動家らによる反応を引き起こした。特にクラシーは、イドリブ県内で殺害された同組織の2番目の指導者だからである。
これに先立ち2019年10月には、米国は特殊部隊、ヘリコプター複数機、ドローン複数機が加わるなか、今回同様の降下作戦を実施しイスラーム国元指導者のアブー・バクル・バグダーディーを殺害していた。
シリア人ジャーナリストのイブラヒーム・ハミーディー氏は、「3年に満たない期間で実施された、米国人による組織の指導者2名の殺害は、イドリブとその住民、そこに暮らす避難民に重荷をもたらした」との見解を述べた。
イドリブは、「シリア国民軍」の支配下にあるアレッポ県郊外地域にならんで、バッシャール・アサド政権に対する革命を支持している数百万人のシリア人にとっての最後の砦であるとみなされている。これらの地域には1,300に近いキャンプが存在し、150万人におよぶ避難民が分散している。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52428 )