商工会議所会長が電気代ボイコットを訴える
2022年02月02日付 Cumhuriyet 紙


イズミルで2019年3月31日の地方選において公正発展党からボルノヴァ市長の候補となったチャムディビ商工会議所会長のレシャット・ゲンチテュルク氏は電気代の値上げに怒りをあらわにした。ゲンチテュルク氏は「電気代は残念ながら賃貸料を引き上げる状況である。我々は電気代を払えないし、どうにかして解決法を見つけなければならない。この電気代では夏場に誰もアイスクリームを買えないし、だれも冷凍庫に入れることはできない。残念ながら商工業者たちは冷蔵庫のコンセントを抜いている。明日彼らが天井やショーウインドウの電気を消してしまえば、通りは真っ暗になってしまうだろう」と述べた。

チャムディビ商工会議所に唯一の候補として入り再選され会長となったレシャッド・ゲンチテュルク氏は電気代の値上げに関して公正発展党政権を批判した。
ボルノヴァ市役所のアデム・ビラルオール二等兵記念コミュニティセンターにおいて開かれた集会でスピーチしたゲンチテュルク氏は、電気代店舗賃貸料を引き上げていることに注意を促した。

■「電気代が賃貸料を引き上げている状況である」
2019年3月31日の地方選において公正発展党からボルノヴァ市長選に出馬し、共和人民党候補のムスタファ・イドゥー氏に敗北したゲンチテュルク氏は、手工業者の状況に関して以下のように述べた。

「商工業者として電気代に関する心配がある。残念ながら非常に高額になってしまった。スープ屋の友人のところに行った。彼の店舗は50㎡で、電気代の請求額が1850リラにもなったと言っていた。店舗賃貸料は1100リラで、電気代が残念ながら賃貸料を引き上げている状態にある。この電気代を我々は払えない。6000リラや9000リラもの電気代請求がきた店舗もある。政府からの保障を我々は所望している。こんな電気代は払えないし、どうにかして解決法を見つけなければいけない。等級を上げるか夏季冬季の料金を導入するか、もしくは消費税や特別消費税を引き下げるか、こうしたことはとても重要である。この料金では夏には誰もアイスクリームを買えなくなるし、誰も冷凍庫にそれを入れることができなくなる」

■「手工業者は冷蔵庫のコンセントを抜いた」
「残念ながら商工業者たちは冷凍庫のコンセントを抜いた。明日は天井やショーウィンドウの電気を落としてしまえば通りは真っ暗になるだろう。通りも街区も真っ暗になってしまう。手工業者の地区の番人は、同時に共和国と民主主義の番人なのだ。我々の仕事は50%ほどしかない。この料金の引き上げよりも粗補完財が高価になっているためである。どうすればいいのか。電気代とインフレーションが下がっていくことを望んでいる」

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( 翻訳者:岩田和馬 )
( 記事ID:52441 )