■女性教師たちが英語で歌っているビデオが拡散され批判の的に

【スナック・シリアン・ドットコム】

シリアの女性教師3人が、彼女らがSNS上で英語の歌を歌っているビデオ・クリップが拡散されたのち、大規模ないじめの波にさらされた。一方多くの活動家たちは、こうしたいじめが「個人の自由への侵害」と「教師に対する侮辱」であるとみなし、彼女たちとの連帯キャンペーンを始動した。

拡散された動画はのちに2019年に撮られたものであることが判明した。しかしそれはSNS上に突如として現れ、Facebook上でアッバース・ヌーリー氏による発言に言及したトレンドを追い越し、シリアにおけるファースト・トレンドの位置を占めた。

Facebookユーザーのサーリフさんは出来事について次のようにコメントした。「女性教師たちは貧困ライン以下の賃金しかもらっていないにもかかわらずイニシアチブを発揮した、ということ以外にいかなる過ちも犯していない。他のどの国であっても、女性たちがこのように侮辱と恥辱を受けたのであれば、市民社会はその補償を求めて訴えを起こすだろう」。さらに「（教育システムが）カリキュラムを開発し、その運用や卒業認定の計画を作成し、その結果がどうなったのかを我々が知るまでには、すでに何十年もかかっている」と述べつつ、教育システムに見直しを行うよう求めた。

(2)に進む

Tweet

この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 ）
（ 記事ID:52443 )