シリア:シャーム解放機構はイスラーム国指導者殺害作戦を事前察知していなかったことが明らかに(1)
2022年02月07日付 その他 - al-Souria.net 紙


■シャーム解放機構はイドリブ県アトマ地区で実施されたイスラーム国指導者殺害作戦を事前察知していなかったことが明らかに

【スーリーヤ・ネット】

シャーム解放機構は声明を発表し、イドリブ県郊外のアトマ地区で米軍によって殺害された「イスラーム国」の指導者アブー・イブラーヒーム・クラシーについてコメントした。

シャーム解放機構は、シリア北部・西部の諸地域でもっとも影響力のある組織とみなされているが、同地では軍事力と治安維持力の面でより劣るその他の諸派閥も活動している。

シャーム解放機構の日曜の声明によると、同組織はアトマ地区で米軍による作戦が実施される以前に、同作戦の対象となった地域の住民らと同様に、それについて察知していなかったという。

同組織は次のように述べた。「我々は実施された作戦に対する拒否と非難の意思を表明する。一方我々は、イスラーム国から解放された諸地域をいかなる目的のもとで利用することを認めないつもりである。むしろ米国は彼らの邪悪と犯罪の代償をいまだに払い続けているということである」。

同組織は声明のなかで次のように付言した。「我々は全ての人々に対し、地域の安全保障をめぐる責任を地方当局が負っているという事実を思い起こさせたい。地方当局は犯罪体制に対する軍事的防衛の任務を果たしており、解放組織の安全と安定を弄ぼうとする全ての当事者から地域を保護している」。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52466 )