公正発展党員のヴェリ・ウーラシュ氏、値上げに反対し離党
2022年02月07日付 Cumhuriyet 紙


ムーラのミラス郡公正発展党理事会委員であるヴェリ・ウーラシュ氏が離党した。ウーラシュ氏は説明で「この値上げがある限り人々から票を集められない。最近の値上げを撤回しようという声明すら見たことがない」と述べた。

ムーラのミラス郡において、公正発展党の地区理事会委員の15年の政治生命を持ち妻と2人の子供を持つ51歳のヴェリ・ウーラシュ氏は公正発展党を離党することを表明した。

ウーラシュ氏は声明において「最近の値上げを人々のところに行って説明することが出来ない。説明できないために票を集めることもできない。最近の値上げを撤回しようという声明すら見たことがない。人々とどう話せば良いのか、何を言えば良いのか?政治面から人々のために働けないので公正発展党を離党した」と話した。

■「15年の政治生命の中でこんな状態を見たことがない」
郡で不動産業を営むウーラシュ氏は、人々のために働くことを目的として政治の世界に足を踏み入れたと言って、「この値上げがある限り人々のために働くことなど当然できない。15年の政治生命の中でこんな状態を見たことがない。人々に弁解できるものは我々にはない。政治活動は当然今後も続けるが、公正発展党の一員としてはもうあり得ない」と述べた。

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( 翻訳者:岩田和馬 )
( 記事ID:52470 )