エジプト:2022年初となる燃料価格の上昇(1)
2022年02月04日付 al-Quds al-Arabi 紙
■エジプト:新年初となる燃料価格の上昇
【カイロ:本紙】
エジプト石油省は金曜日、全ての種類のガソリンに対して25ピアストルの値上げを発表し、軽油の価格を固定した。
同省の声明によると、石油製品の自動価格設定を実装するためのメカニズムのフォローアップおよび実施に携わっている「石油製品自動価格設定委員会」は、昨日の朝9時からガソリン製品3種類の販売価格を改定することを決定した。
同声明によると、それらの価格は次のようになった。ガソリン(オクタン価80)が1リットルあたり7.25ポンド、ガソリン(オクタン価92)が1リットルあたり8.5ポンド、ガソリン(オクタン価95)が1リットルあたり9.5ポンド、軽油価格は1リットルあたり6.75ポンドに固定。
同声明によると、石油製品価格自動設定委員会は四半期単位での決定を発出した。同委員会は昨年12月末に開催された会議でガソリンの値上げに加え、2022年1月から3月の期間内で、国内市場で支配的となっている現行の価格を改定する提案を行うことを決定した。
これに先立ち、エジプト政府は2019年に多くの石油製品に対する自動価格設定メカニズムの適用を開始していた。これは同政府が、石油製品に対する補助金の廃止を段階的に実施するための計画の一環として、これらの価格設定を自由化したのちの出来事であった。
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( 翻訳者:渡部航平 )
( 記事ID:52472 )