シリア:イドリブ県でイスラーム国指導者カルダーシュが殺害された夜の詳細(6)
2022年02月03日付 その他 - al-Souria.net 紙


■スーリーヤ・ネットが周辺住民から「アティマの夜」の詳細を聞き取り:「道の住人と真夜中の訪問者」

【スーリーヤ・ネット】

カルダーシュが殺害された建物の(1,2階の)賃借人であったムスタファー氏については、同氏の家庭は同氏と妻に加え、子供4人(男子3人、女子1人)で構成されていた。隣人らの証言によると、子供たちのうち2人(男子、女子)は昨日の攻撃から生還することができた。しかし残る子供たちはムスタファー氏と同氏の妻とともに殺害されたという。



建物の地下階に暮らすムハンマド君の家族によると、ムスタファー・SH・Y(アブー・アフマド)は、2つの階層(1階、2階)とそこにおける生活の責任を担っていたという。ムスタファー氏は2階に住んでいる女性が自身の妹だと触れ回っており、実際同氏は隣人らの前で同様の話を何度もしていたという。



最後に、十分なはちみつ、チーズ、肉、ビスケット、粉ミルク、果物に加え、ほとんどの住民がディーゼル・オイルを忘れかけている地域における「ディーゼル稼働ヒーター」、さらには貯蔵された食糧、補給品、薬品の量といった、カルダーシュ殺害された家屋内で確認されたその他の光景によって示唆されるのは、「そこの居住者らは周辺地区の住民らと比べて比較的『恵まれた物的状況』に置かれながら、数週間にわたって潜伏していた」という事実である。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52516 )