カタール:カタール当局がヌスラ戦線への資金提供への関与を否定(1)
2021年06月05日付 その他 - Snack Syrian.com 紙
■カタール当局は同国首長がヌスラ戦線への資金提供に関与しているとの報道を否定、英国の新聞社が「虚偽」を流布しているとして非難
【スナック・シリアン・ドットコム】
カタール政府は今日声明を出し、英国の『タイムズ』紙が、同政府が在シリアの過激派諸組織への資金提供に関与していると伝えた報道の信ぴょう性を否定した。
カタール政府通信局の声明によると、英紙が伝えた報道内容は「正当な根拠を持たず、それは混乱を招く主張と事実の歪曲にもとづいている」という。また「そこで証拠とされているものは、タイムズ紙以外のメディアで報じられたことはない」と指摘した。
同声明は虚偽を広めているとしてタイムズ紙を非難しつつ、当該記事のライターであるアンドリュー・ノーフォーク氏が「イスラモフォビア」を広め、イスラーム教徒をめぐる歪曲された情報を喧伝していると指摘した。さらに同声明いわく、カタールには、「テロとの闘い」に加え、同様の組織の資金源を断つことを目的とした「厳格な法律」が存在するのだという。
カタール当局による今日の反応は、英国のタイムズ紙が昨日「カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長に直属する特別オフィスが、在シリアの『ヌスラ戦線』へ資金を送るにあたっての秘密手段のうちの主要な経路であった」と報じたことに応じたものであった。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52517 )