トルコのテレビドラマはバングラデシュでも大きな関心を呼んでいる。首都ダッカの街にはポスターが掲げられた。
バングラデシュでは「復活エルトゥールル」、「救世主オスマン」、「叙事詩(Destan)」、「誓い(Söz)」といったトルコのテレビドラマが人気となり、首都ダッカの街には「救世主オスマン」のポスターがお目見えした。これらのドラマは吹き替え版が民放チャンネルを通して放送され、都市部だけでなく農村部でも視聴されている。シャルミン・アフタルさんは、トルコドラマは文化的に親和性があるため分かりにくい場面がなく、このおかげでドラマを家族で見ることができていると話す。「以前はインドのドラマを見ていましたが、今ではトルコドラマをベンガル語の吹き替えで見ることができます。トルコドラマからイスラム教徒の歴史を学んでいます」。バングラデシュの新聞記者ヤーセル・アラファートさんはトルコドラマを第一話から熱心に追いかけているといい、「最初は「復活エルトゥールル」を見始めました。第一話を見た後は数日のうちに全話見終えてしまいました。第一話を見終わった後は先が気になって仕方なかったのです。トルコドラマを見ることでイスラム教徒の歴史を学ぶことができます」と語った。
■子供たちも
バングラデシュでは大人だけでなく子供にもトルコドラマが人気だ。以前はヒンディー語とベンガル語のアニメを見ていたという小学5年生のサイマー・サダさんは、今ではユーチューブで弟と一緒に「救世主オスマン」を見ていると話した。サダさんは、トルコドラマのおかげでイスラムについての知識を学ぶことができ、もうアニメではなくトルコドラマを見ると語った。
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( 翻訳者:麻生充仁 )
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