■ガザ：青年団体は家庭ごみの収集とリサイクルのために「私たちの街のゴミ箱」イニシアチブを始める

【本紙：イスマーイール・アブドゥルハーディー】

ガザの若者たちは「私たちの街のゴミ箱 (Our Society Basket)」イニシアチブを開始した。これは家庭ごみの回収と分別、ごみの有効利用のためのリサイクル、そして環境汚染防止活動に立脚した取り組みである。さらに失業者の収入源としてリサイクル思想の普及活動も運営している。

ガザ地区の複数の自治体が広大な土地を一般廃棄物の集積場として使用しており、そのうちの数か所は市民の居住地から近い。そのため、集積場から発生する不快な匂いの拡散による健康・環境上の被害や問題などが生じている。さらに、多くの集積場で発火も起きている。

イニシアチブの発想は三種の容器を別々の色に割り当てるところにある。一般廃棄物の分別とリサイクルのために、各容器にごみの種類を示す専用のマークが付けられている。団体は活動をガザのタル・ハワー地区で始めた。25,000ドルの資金調達をしたのち、活動は拡大し、ガザの他地域にも伸張した。

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（ 翻訳者:中鉢夏輝 ）
（ 記事ID:52534 )