基本食料品の消費税1%に、あの商品はいくらに?
2022年02月13日付 Hurriyet 紙

レジェップ・タイップ・エルドアン大統領から、基本食料品の消費税が8%から1%に引き下げられたという朗報が伝えられた。ではこの消費税引き下げは食料価格にどのように反映されるのだろうか。各製品の価格はどれくらい下がるのか? 新価格は以下の通り。

レジェップ・タイップ・エルドアン大統領が、基本食料品の消費税引き下げという朗報を伝えた。ではエルドアン大統領の発表後、食料品市場にはどのような影響が期待されるのだろうか?詳細は以下。

■消費税減税は食料品市場にどのように反映されるか?

消費者対応センターの名誉会長であるアイドゥン・アーオール氏は、この件に関して次のような発表を行った。曰く、エルドアン大統領からのよい知らせ良い知らせがあり、それに基づき、月曜日(2月14日)以降は基本食料品に課税されていた消費税は8%から1%に引き下げられる。基本食料品にかかる消費税が1%に引き下げられるのは消費者にとって喜ばしいことである。

■「50リラのチーズは46リラ75クルシュに値下げ」

「チーズの価格に例えてみると、チーズは平均価格は50リラで販売されている。種類によって異なるにせよ、これまで50リラ(約427円)で購入していたチーズは、今回の税制改正後、46リラ75クルシュ(約400円)に値下げされる。続いてオリーブの例で計算してみると、元が35リラ(約298円)だとすれば32リラ70クルシュ(約280円)に値下げされる。すべてではないにせよ、32リラではなく30リラにまけられるようなこともあるだろう。植物油は、現在は5リットルで125リラ未満という商品は見当たらないが、 25リラ(約213円)のものは23リラ30クルシュ(約197円)に値下げされる。」

■消費税減税は野菜やフルーツも対象

「10リラ(約85円)で購入していたフルーツは、今回の値下げで9リラ35クルシュ(77円)に。野菜では、ズッキーニやナスなどの夏野菜は15リラ(約128円))だったのが14リラ(約120円)に値下げされることが期待される。」

■アーオール名誉会長、消費者に注意促す

「今日明日にかけて買い物に出かけるときは、消費者の皆さんは、こうした価格変化を注視しておく必要がある。店では基本食料品の価格表示を確認しておき、もし月曜日になってもその価格に変化がなければ、誰でも携帯電話で商務省に通報することができる。」

■では、ほかの食品はどれくらい安くなる?

ヨーグルト1キログラム14リラ(約120円)は、消費税減税後13リラ(約111円)。
バター1キログラム70リラ(約597円)は、消費税減税後65リラ(約555円)。
卵(Lサイズ)30個45リラ(約384円)は、消費税減税後42リラ(約359円)。
砂糖1キログラム8リラ(約68円)は、消費税減税後7.5リラ(約64円)。
オリーブオイル1キログラム60リラ(約512円)は、消費税減税後55.5(約474円)リラ。

■消費税が8%から1%に引き下げられる食品リスト

第1種 ウシおよびヒツジなどの家畜、ブタ
第2種 家禽
第3種 鮮魚類
第4種 卵、はちみつ
第5種 モツ(内臓)類
第6種 野菜苗
第7種 食用野菜、いくつかの根類、塊茎類
第8種 食用果実、食用ナッツ類
第9種:コーヒー、お茶、スパイス、マテ茶
第10種 シリアル
第11種 製粉、麦芽、でんぷん、イヌリン(水溶性食物繊維)、小麦グルテン
第12種、野菜・果物の種子、ミント、サトウキビ、綿実、種子油や果物の粉
(13,14元記事記載なし)
第15種 動物性、植物性油脂
第16種 精肉、魚類、甲殻類
第17種 砂糖、砂糖製品
第18種 カカオおよびカカオ由来品
第19種 シリアル、小麦粉、でんぷんまたは生乳由来品、製菓材料
第20種 野菜、果物、ナッツ、その他の植物原料に由来する調製食品
第21種 原材料加工品
第22種 水、炭酸水
第23種 オリーブ・ペレット
第24種 食塩

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:52538 )