イラク:イラクが対シリア国境地帯で塹壕の掘削を完了(1)
2022年01月14日付 その他 - al-Souria.net 紙
■深さ3メートル…イラクが対シリア国境地帯で塹壕の掘削を完了
【スーリーヤ・ネット】
イラク政府は同政府高官の話によると、数年前に開始され、「安全保障上の全ての隙間」を埋めることを目的としたプロセスの一環として、シリアとの国境沿いで塹壕の掘削を完了した。
この発表は今日金曜日、イラク軍の第20師団からなされたものである。
同師団の師団長であるアスィール・ハムザ・ジャースィム准将は、イラク通信社(INA)に対し、この塹壕がイラク・シリア間の国境を分断するかたちであり、その掘削作業が第20師団の範囲内で完全に完了したことを明らかにした。
塹壕の深さ、幅とともに3メートルであるという。
ジャースィム准将は次のように付言した。「分離国境はカリーファーイー地区にあるジャズィーラ作戦司令部に向けて設置されており、同地点は第20師団と第7師団の両管轄範囲の接触地点である」。
さらに同准将によると、シリアとの国境は「熱感知カメラとドローンによって監視されている」という。
これに先立ちイラク内閣は、イラク・シリア間の国境に防衛を強化するために予算を割り当てることを決定していた。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52541 )