シリア:グワイラーン情勢をめぐる「交渉」が失敗に終わる(1)
2022年01月26日付 その他 - al-Souria.net 紙
■「交渉」が失敗に終わり、グワイラーンで新たな衝突。混乱は6日目に突入
【スナック・シリアン・ドットコム】
ハサカ県グウイラーン地区にあるグワイラーン(スィナーア)刑務所付近で新たに衝突が起きた。一方「シリア民主軍」は声明を発表し、同刑務所の大部分を制圧したとしつつも、水曜日の正午までそれを完全に掌握することはできていないと述べた。
シリア民主軍は今日朝に発表した声明のなかで、同軍はグワイラーン刑務所のエリアを最大限管理下に置くことができたが、「イスラーム国」に属する多くのメンバーが依然として同刑務所の一部に立てこもっていることを明かした。
同軍は、同刑務所への攻撃を開始して以来投降したイスラーム国メンバーが1,000人以上にのぼるとしつつ、作戦はそれを完全に掌握するまで続けられることを明らかにした。
さらに声明のなかで次のように述べた。「我々の部隊は、これまで数日間にわたって実施されてきた精密な軍事・治安作戦によってハサカ県内スィナーア刑務所の大部分のエリアにおいて危険な治安状態を鎮圧することに成功した(中略)また我々の部隊は、同刑務所を襲撃したより多くのテロリスト分子らを逮捕することに加え、この攻撃と同時に発生した反乱行動に加わったその他の分子らを投降させることに成功した」。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52596 )