エルドアン大統領は「我が国の足元にあるすべての束縛のように、利子の束縛も為替レートの束縛も、インフレの束縛も打ち砕いて捨てる。次はインフレ率を再び一桁に下げる」と述べた。
アスルハン・アルタイ・カラタシュ/イスタンブル
エルドアンは、バシュテペ国民議会・文化センターにおいて行われた2927人の障害を持つ公務員の任命式において以下のメッセージを伝えた。
■心まで障がい者になることはない
この任命が行われることで、国内の障がいを持つ公務員の数は6万6千人に達する。我々が政権についた時、国内には5777人しか障がいを持つ公務員はいなかった。国内の障がいを持つ労働者もこの間に12万7千人に近づいた。こうしてこの19年の間に国内で雇用される障がい者の合計人数は19万2千人の域にまで達した。心や心臓、考えまでも障がい者にならない限り、私たちはあらゆる障害を克服する意思と決意、力、そして機会を有している。
■束縛を打ち砕く
もちろん私たちにも目下の問題がある。この問題も我々が克服することは間違いない。権力者の力をいかに我々が打ち破り、クーデタの道にいかに立ちはだかり、テロ組織の頭をいかに立ちはだかったとしても、経済的殺し屋たちにいかにして場所を明け渡さなかったとしても、我が国民に襲いかかる今日の問題の鉤爪からも神の名の下に救い出される。我が国の足元にあるすべての束縛のように、利子の束縛も為替レートの束縛も、インフレの束縛も打ち砕いて捨てる。
■最も強固な時期に入る
すでに利子に関する議論は今日において重要性を失った。同様に為替レートも安定した。目下、次はインフレーションを再び一桁に引き下げることがある。トルコ経済の歴史の中で最も強固な時代に入りつつある。2023年に共和国の100周年にふさわしい政治と経済の力を持って我々は入る。
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( 翻訳者:岩田和馬 )
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