■「シリア民主軍」が自らの支配地域における市民に対する襲撃、逮捕キャンペーンを激化させ、イスラーム国の人質になったアラブ人戦闘員を「見捨てた」疑いを掛けられる…シリア・アラブ軍はテロ組織による「緊張緩和地帯」での違反に反撃

【ダマスカス：本紙】

さらに同筋は、これらの違反に応じて、ハマー県郊外を管轄している軍部隊が同県北西部ガーブ平原にあるクライディーン村、アンカーウィー村、ヒルバト・ナークース村に存在したテロリストの複数拠点をミサイル弾および迫撃弾によって破壊したことを明らかにした。

東部砂漠地帯に関しては、ある現場筋は本紙に対し、シリアとロシアの航空機連合が、ラッカ県およびダイル・ザウル県の砂漠地帯でイスラーム国の複数拠点に対する攻撃を始動させたことを明らかにした。さらに同筋によると、軍とラディーファ部隊からなる連合部隊が、イスラーム国の細胞組織が持つ砂漠部門に対する掃討作戦を継続しているという。

一方民兵組織「シリア民主軍」は、同軍の支配下にある諸地域に暮らす住民たちに対する彼らが支配する地域の市民に対する襲撃、抑圧キャンペーンを激化させた。シリア国営通信はある地元筋を次のように引用した。「民兵らはハサカ県グワイラーン地区の住民たちに対する違反を継続した。民兵らはグワイラーン地区内の各家屋に対する襲撃キャンペーンを始動させたのと時を一にして、特に南東部において、住民たちが同地区から出入りすることを禁止した。これらの違反はスィナーア刑務所から敗走するイスラーム国の戦闘員らを捜索するとの口実のもとでなされた」。

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（ 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 ）
（ 記事ID:52654 )