ウクライナ侵攻によりグランドバザールで金購入の動き
2022年02月24日付 Milliyet 紙
ロシアが開始したウクライナへの軍事侵攻は金と為替価格を上昇させ、グランドバザールでも動きがあった。
ロシアがウクライナへ軍事侵攻を開始したのちに、金と為替価格が上昇し始めた。ファーティヒ区のグランドバザールでは、金価格が1グラム900リラにまで上昇した。貯蓄を持つ人々は、比較的安全とみられる金への投資を開始した。グランドバザールの商工業者も人々が投資のために金を買い始めたと明らかにした。グランドバザールの「浮動市場」にも動きが見られた。
グランドバザールの商工業者レシャット・ユルマズは、「金は今本当に注目を集めており、1950年の水準で金が取引されているのを目撃しています。ドルの為替レートにおける回復によっても金の輝きは増しました。人々も朝から金を買い求めています。貯蓄を持っている人たちは金を買う傾向にあります。金に投資している人たちは正しい選択をしたと思います。1ドル14リラの水準は心理的な水準であってこの水準は今壊れてしまいました。14.5リラの水準を超えなければドルの引き戻しが起きるでしょう」と述べた。
グランドバザールに来たセイト・オクルガンは、「戦争が起きたせいで今後何が起きるか全くわからない。だから持っているトルコリラを金に投資したんです」と話した。他の人物も「金や他のものに投資をしよう。他に何ができるのか?」と述べた。金を買いに来たディレキ・エロルも「金に投資しました。いくらかお金があるので、少しは資産を増やそうと思って投資をやろうと思います」と話した。
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( 翻訳者:岩田和馬 )
( 記事ID:52673 )