農業森林省よりウクライナ侵攻に関する声明
2022年02月24日付 Milliyet 紙

農業森林省は、関連組織とともに、国際的な展開を注視し、必要な対応をとることを明らかにした。

省から出された声明では以下のことが述べられた。「現在ロシアとウクライナの間での展開とこのことが国際穀物・食品市場への起こりうる影響も当省によって注視されている。しかし、最近ではこれらの展開が小麦を筆頭として我が国の食糧供給に問題を引き起こすであろうという評価が下されている。ロシアとウクライナを筆頭として、黒海沿岸諸国は、世界の穀物流通において重要な位置を占めており、我が国にもたらす物流上の利点のためにもこの地域との貿易量は日々増加していた。」

■「問題は見られなかった」
「当省で行われていた評価の結果は以下ある。穀物委員会と認可倉庫を含む民間部門に既存の在庫を考慮すると、小麦をはじめとして穀物と他の原材料が、次の収穫期まで不足することはないと予想される。いかにロシアとウクライナが我が国の穀物供給において近年重要な位置を占めていたとしても、国際穀物貿易において別の輸出国と供給地から穀物を買い付けることもできる。さらに、穀物委員会の実施した小麦粉と飼料の規制作業は続けられている。結果として2022年の穀物生産は良い期待とともに我が国の食糧不足においていかなる問題もないと予想される。農業森林省はこの点に関してあらゆる準備をしており、我が国の食品市場において行われる安定を維持するために必要な処置を引き続き講じていく。世論に対して敬意を持って発表します」

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( 翻訳者:岩田和馬 )
( 記事ID:52683 )