キエフ在住トルコ人の避難始まる
2022年02月25日付 Milliyet 紙

ウクライナの首都キエフに住むトルコ人がバスでトルコへ避難を始めた。交通インフラ整備省は、ウクライナでの最新の状況を理由として、乗客が代替ルートからトルコへ帰国するために通過のための書類が流通局から渡されると発表した。

ロシアがウクライナに対して行った攻撃ののち、現地のトルコ人たちの退避が始められた。ウクライナの首都キエフにあるトルコ大使館は、トルコ国民が2台のバスで陸路を使ってトルコへ退避させられると明らかにした。トルコから出張目的でウクライナに渡航して被害に遭ったタイフン・アイドゥンは、退避に関して「トルコ領事館に2日間泊まりました。今日2台のバスが来てキエフから脱出しました。バスでルーマニアを経由してトルコのイスタンブルへ向かっています」と述べた。

トルコ国民がルーマニアとブルガリアを経由してトルコへ帰国の途についている。CNN TÜRKの放送で中継がつながったトルコ人のディララ・オクテムは帰路についたことを述べた。バスの中で話したディララ・オクテムの説明では、「だいたい1時間半から2時間ほど乗っています。友達たちから知らせて来てすぐに大使館に行きバスが出発しました。バスはイスタンブルへ直接向かっています。現在のところかなりの渋滞が起きています」と述べた。

■交通省から発表
交通インフラ整備省がTwitterアカウントで行った発表では、輸送に関わる人たちが代替ルートでトルコに戻れるように通過のための書類が流通局から発行されたと明らかにした。Twitterの投稿で、「ウクライナでの最新の状況に鑑みて、輸送に関わる人々が代替ルートから帰国できるようにするために、ウクライナとウクライナで輸送に関わる我々の企業が海外の車両に対して2022年3月15日までハンガリーとルーマニアの通過に関する書類を省に出願せずに直接流通局から発行できるようにした。ポーランドとブルガリアの通過書類も書類配給に関する局から海外差配手続きの範囲内で直接入手することができる。ウクライナ−ベラルーシ経由でロシアに到着した車両もロシア−ジョージアルートから帰国できるようにジョージアの通過書類も国際差配手続きの範囲内で直接提供される」と述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:岩田和馬 )
( 記事ID:52713 )