シリア:人々とふれあい「シャーム解放機構」のイメージアップを図るジャウラーニー氏(1)
2020年05月28日付 その他 - al-Souria.net 紙
■「ヌスラ戦線」の設立から「シャーム解放機構」まで…ジャウラーニーの振る舞いはどのように変化したか?
【スーリーヤ・ネット】
中東のジハード主義運動に関する問題を専門とするウェブサイト「ジハードロジー」は、「シャーム解放機構」の最高司令官であるアブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏が、過去数年間の間に行った動きを観測した写真を公開した、
同サイトが昨日水曜に公開し、ジャウラーニー氏がイドリブ県内で2016年10月から2020年5月26日までに行った活動と動きを観測したタイムラインによると、同氏が登場した最新の事例は、おととい火曜に、同氏がイード・フィトルに際して「殉教者の子供たち」を訪問した際だったという。
写真は、ジャウラーニー氏が2011年に「シャーム解放機構」を設立して以来、同氏の振る舞いに生じた変化の様子を示している。シャーム解放機構はかつて「ヌスラ戦線」として知られ、国際的にテロ組織としてみなされてきた。シャーム解放機構は、そのジハード主義的な思想から何年にもわたってテロ組織として分類されてきたほか、組織自体あるいはその政策が人々からの批判や怒りを受けてきたという事情もあり、ジャウラーニー氏はこれらの写真のなかで、自組織のイメージを向上させることを目的として人々に近づいているように思われた。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52719 )