シリア:人々とふれあい「シャーム解放機構」のイメージアップを図るジャウラーニー氏(2)
2020年05月28日付 その他 - al-Souria.net 紙


■「ヌスラ戦線」の設立から「シャーム解放機構」まで…ジャウラーニーの振る舞いはどのように変化したか?

【スーリーヤ・ネット】

ヌスラ戦線には数々の変化や変動が生じてきた。また2016年には「ファトフ・シャーム戦線」と名称を変更し、2017年にはジハード主義組織「アル=カーイダ」との断絶を発表するとともに「シャーム解放機構」へとその名前を変更した。これらすべてにもかかわらず、同組織は、いまだシリア北西部における運営や活動から「テロ組織」のレッテルを取り除くことに成功していない。

シャーム解放機構はイドリブ県内の全ての都市・地区に対して行政面あるいは軍事上の支配を課しているため、同県内で活動的かつ影響力のある勢力とみなされている。しかし過去数週間、同組織はアサド政権との通商通行所を開放しようとした試みに起因する、数々の批判や民衆デモに直面している。またその際同組織は発砲を行ったため、民間人の死亡のほか、さらなるデモの発生が生じている状況である。

以下がウェブサイト「ジハードロジー」が公開し、シャーム解放機構の最高司令官であるアブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏の活動を映した写真群である。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52720 )