シリア:「オミクロン」変異株が蔓延するシリア北西部 (1)
2022年02月18日付 その他 - al-Souria.net 紙
■イドリブ県の「保健局」がアレッポ県郊外およびイドリブ県郊外で「オミクロン」変異株が蔓延していることを明らかに
【スーリーヤ・ネット】
イドリブ県の「保健局」は今日金曜日、アレッポ県郊外およびイドリブ県郊外で確認された新型コロナウイルス感染例のうち、「オミクロン」変異株によるものが大部分を占めることを明らかにした。
保健局は声明のなかで「シリア北西部で採集され、遺伝子検査にかけられたサンプルのうち約65%において、新たなオミクロン変異株が検出された」と明らかにした
同局によると、今回明らかになった数値は「イドリブ県郊外およびアレッポ県郊外においてオミクロン変異株がいかに蔓延しているかを示している」という。
イドリブ県保健局は、ここ2週間の新型コロナウイルスへの感染者数が増加していることの背後に、オミクロン新変異株の蔓延があることを指摘した。
同局は、新変異株がこれまでの変異株と比較して感染速度が速いことを特徴としているため、予防策を適切に遵守することに加え、新型コロナウイルス・ワクチンを接種する必要性を強調した。
「感染症監視ネットワーク」は、2月16日水曜日に109人を超える新たな新型コロナウイルス感染者を記録したため、累計感染者数が際立って増加したことを明らかにした。
これに先立ち「対策コーディネーター」チームは数日前、シリア北西部でオミクロン株が拡大を始める可能性について警鐘を鳴らしていた。
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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52754 )