■ダマスカス中心部のハムラー通りに位置する「ラ・ミラーダ」ショッピングモールで火災が発生し少なくとも11人が死亡

【スーリーヤ・ネット】

ラ・ミラーダ・モールは、首都ダマスカスの中心部にあり、ブティックや商店が立ち並ぶ有名な繁華街「ハムラー通り」沿いに位置している。

ダマスカス民間防衛隊のアフマド・アッバース隊長は、政権寄りの「ワタン」紙に対し、火災は当初ラ・ミラーダ・モールの上層階で発生したが、下層階に香水などの可燃性物質が存在したため、地下階まで急速に燃え広がったことを明らかにした。

アッバース隊長は、消防チームがまずモール内に火災を留め、近隣の建物への火が燃え移ることを防止することに取り組んだことを明らかにした。チームは続いてモール内の消火にあたり、その後遺体の回収を行ったという。また火災は地下階を含む建物の全階層（7階）に燃え広がり、モールから逃げ遅れた当直の従業員らが犠牲になったという。

حريق ضخم يلتهم مول لاميرادا في شارع الحمرا وسط العاصمة دمشق#الميديا_برؤية_مختلفة pic.twitter.com/CZl17toRru

— 4S (@4for_Syria) March 1, 2022

ダマスカス消防局のダーウード・アミーリー総監によると、ラ・ミラーダ・モールが狭い場所に存在するために消防車が火災現場に到達するのに困難が生じた結果、消火活動が難航したという。

アミーリー総監はワタン紙に対し、消火に参加した消防車の数が16台にのぼったことを指摘しつつ、管轄当局がただちに火災の原因の究明に取り組み始めたことを明らかにした。

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（ 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 ）
（ 記事ID:52765 )