イエメン:国連イエメン担当特使がサアダ拘置施設に対する有志連合の空爆を非難(2)
2022年02月17日付 al-Watan 紙


■グルンドバーグ国連イエメン担当特使「有志連合によるサアダの拘置施設への攻撃は、過去3年においてイエメンで発生した最悪の事件」

【ダマスカス:本紙】

さらにグルンドバーグ氏は、自身が来週イエメン国内の全ての当事者との協議を開始したうえ、同国における包括的な政治的解決に向けての計画およびその枠組みの設置に向けて取り組むことを明らかにした。

加えて同氏は安全保障理事会に対し、自身がイエメンの全ての政治的当事者・政党、市民組織に加え、政治・安全保障・経済エキスパートらとの協議を開始することを伝えたという。

さらに同氏は、同様の協議が、イエメンの各当事者が平和的な進歩に向けての経路を描き出すための好機であると述べた。

サウジアラビア(有志)連合は1月21日、イエメン北部・サアダにある中央拘置所に直接的な攻撃を加えた。同拘置所はイエメン国籍またはその他の国籍の被拘留者を2,000人以上収容していたほか、イエメンからその他の地域に移動するアフリカ人のための一時滞在施設を内包していた。

赤十字国際委員会のカトリーナ・リッツイエメン担当代表は、自身がサアダの中央拘置所で発生した犯罪の現場を訪れた際に抱いたショックについて明らかにし、「委員会が犠牲者たちの家族に哀悼の意を示した」と述べた。

(3)に進む

(1)に戻る

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52771 )