カタール:国際ムスリム・ウラマー連盟のライスーニー会長が辞意を表明
2022年08月28日付 al-Quds al-Arabi 紙
■国際ムスリム・ウラマー連盟のライスーニー会長が辞意を表明…アルジェリアとモーリタニアに関する発言、西サハラ問題をめぐる立場によって物議が生じるなかで
【ドーハ:本紙】
国際ムスリム・ウラマー連盟の複数筋が本紙に明らかにしたところによると、モロッコ人ダーイーであるアフメド・ライスーニー博士が、カタールの首都ドーハを拠点とする同連盟の会長職を辞することを明らかにした。
本紙がコンタクトをとった複数筋によると、ライスーニー氏は27日土曜日に、ドーハ市ダフナ地区にある同連盟事務局に辞意を表明した。
国際ムスリム・ウラマー連盟の複数筋は、同連盟の上層部がライスーニー氏による辞任の受け入れを決定し、同連盟の新会長の選出を行うために1~2週間以内に会合を開く予定であると述べた。
国際ムスリム・ウラマー連盟の複数筋が公式の見解として述べたところによると、同連盟の管理メンバーらはカタールの首都ドーハに集結するための準備段階にあり、会長職の問題にかかわる最新の展開について協議するための会合は近く開催されるという。
ライスーニー氏の辞意表明は、同氏がアルジェリアとモーリタニアに関して行った複数の発言、あるいは西サハラの状況をめぐる同氏の立場によって物議が生じるなかでなされた。
(後略)
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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:52783 )