■ラッカ県公式筋が、シリア民主軍が作り出している恐怖の空気から住民らを脱却させるためには「民衆の覚醒」が不可欠であると強調、住民らは「あらゆるかたちの脅し」によって「支配されている」…

【ダマスカス：本紙】

ラッカ県の公式筋は、分離主義民兵組織「シリア民主軍（SDF）」の統治下にある住民らが、同組織の「あらゆるかたちの脅し」によって「支配されている」ことを明らかにした。同筋はまた、同組織が作り出している恐怖の空気から住民らを脱却させるために「民衆が覚醒する」ことが不可欠であると強調した。

一昨日、ラッカ県北部郊外に位置するタルワーズィーヤ村の住民らがシリア民主軍によってもたらされた複数の違反を拒否した結果、同軍が住民らに対し、「2日の猶予期間とともに、自宅を離れタルワーズィーヤ村から出ていく」よう命じたとのニュースが報じられた。

これに関しラッカ県の同筋は、「シリア国家が初期段階で実施している和解プロセスとおよびバッシャール・アサド大統領を筆頭とする同国の指導層が実施しているイニシアチブによって、シリア民主軍の安眠は妨げられている。なぜなら、シリアの人々は自らの諸権利を行使し、通常の生活を送るために祖国のもとに戻っているからである」と述べた。

同筋によると、シリア民主軍は自身の支配地域にある各村（タルワーズィーヤ村も含まれる）に対して「武器などの捜索」との名のもとで捜索キャンペーンを展開している。

(2)に進む

Tweet

原文をPDFファイルで見る

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 ）
（ 記事ID:52787 )