エジプト:国立エジプト文明博物館のワークショッププログラム「ヒエログリフを描こう、書こう」が大盛況(1)
2022年03月03日付 Al-Ahram 紙


■国立エジプト文明博物館が教育プログラム「ヒエログリフを描こう、書こう」を開催

【n.p. : ウマル・マフディー】

カイロのフスタート地区にある国立エジプト文明博物館(NMEC)の教育部は、古代エジプト文明のシンボルやヒエログリフを組み合わせた芸術作品の制作にマルチメディアアートを使用するワークショップをとおして、ヒエログリフの書き方を体験的に学ぶプログラム「ヒエログリフを描こう、書こう」を開催した。

このプログラムは、様々な分野のエジプトの大学生を対象とするもので、エジプト学者アフマド・ハーフェズ氏の講義終了後、主任芸術専門員である芸術家ヒバ・アブドゥル・カーディル氏による芸術ワークショップが行われた。講義では、一般に文明の出現に関連すると理解されているトピックが扱われた。具体的には、「さまざまな時代の文明におけるエジプト文字体系の形成」、「エジプトが預言者の土地であることを裏付ける古代エジプト文明の物語」、「日常生活で使用される古代エジプト語の成り立ち」、「(古代エジプトの)一年の季節・暦・曜日や週の名称」、「ファラオの名前の転写と在位期間の歴史、よく知られたカルト-シュ(ヒエログリフの一つでファラオの名前を囲む曲線)とその読み方」、「有名な古代エジプト文学」、「『死者の書』(冥福を祈り死者とともに埋葬された葬祭文書)からの抜粋」、「食べ物や飲み物とその名前」、「香油と香水の名前」、「色のシンボル」である。

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( 翻訳者:坂井七海 )
( 記事ID:52799 )