シリア:ダイル・ザウル県郊外で「シリア民主軍」の腐敗に抗議するデモが継続(1)
2022年02月24日付 al-Watan 紙


■ダイル・ザウル県郊外で「シリア民主軍」統治下のクルド自治区の腐敗に抗議するデモが継続…汚職の筆頭であった「農業開発社」の代表は逃亡

【ダマスカス:本紙】

昨日、分離主義民兵組織「シリア民主軍」がダイル・ザウル県郊外における農業およびパン製造工程に課した管理政策に抗議するための民衆デモが継続した。これは同地域の住民らが、「農業開発社」と呼ばれるものの「腐敗した」代表者を探して同社の本部に突撃した翌日の出来事である。その際シリア民主軍の民兵らは同代表者を逃亡させるよう動いた。

ウェブサイト「アスル・プレス」は次のように報じた。「今朝(水曜日)、シリア民主軍がダイル・ザウル県郊外における農業およびパン製造工程に課した管理政策に抗議するための民衆デモが継続した」。

一方Facebook上の反体制系ページ「ユーフラテス・ポスト」は、ダイル・ザウル県西部郊外に位置する複数の村でデモが発生したことを明らかにした。これらのデモは、シリア民主軍に属する「農業開発社」の代表者でハファール・ハムザと呼ばれる男の汚職に抗議することを目的とした。

同ページによると、デモ参加者たちは、シリア民主軍によって支配され、クルド「自治区」と呼ばれる分離主義政体に対し、ハムザを解任し住民らにディーゼル燃料を分配するよう求めた。

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( 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 )
( 記事ID:52812 )