エジプト:カイロ大学の包括的農村振興事業が開始(1)
2022年03月05日付 Al-Ahram 紙


■カイロ大学が火曜日にギザ県の村に包括的振興チームを派遣

【カイロ:マフムード・サアド】

来週火曜日、カイロ大学の包括的振興チームがギザ県サッフ市のアラブ・ヒサール村で活動を開始する。これは、アブドゥル・ファッターフ・スィースィー大統領によって開始された、エジプト農村部の開発と最貧困村および貧困層支援のための「ハヤート・カリーマ(尊厳ある生活)」推進戦略の一環であり、地域の発展に寄与するために大学が果たすべき役割と地域に根ざした社会貢献活動に基づくものだ。

カイロ大学のムハンマド・フシュト学長は、「当大学は、『ハヤート・カリーマ』戦略を含むすべての大統領の推進戦略に常に積極的に取り組み、多くの活動を通じて、様々な社会階層、とりわけ社会的弱者の衛生的・社会的・環境的発展促進のために尽力している。その一つが貧困地域や貧困村の住民への、多方面における医療、畜産、農業、指導、意識向上サービスの提供を目的とした包括的振興チームの立ち上げである」と述べた。

ムハンマド・フシュト学長は、同大学が立ち上げる包括的振興チームには、薬物依存症対策基金の協力を得て、医学部、歯学部、腫瘍学研究所、看護学部、薬学部、獣医学部、理学部、考古学部、保育・児童学部から選りすぐりの教師陣が参加していることを明らかにした。

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( 翻訳者:坂井七海 )
( 記事ID:52830 )