■トルコ占領軍が「シリア民主軍」戦闘員13名を殺害したと発表するなか、シリア・アラブ軍は「ヌスラ戦線」の複数拠点および倉庫、市場を破壊…シリア・ロシア合同航空連隊は「イスラーム国」を爆撃

【ダマスカス：本紙】

シリア・アラブ軍は昨日、イドリブ県郊外でテロ組織「ヌスラ戦線」の支配下にある複数拠点および倉庫群、石油派生品の市場を破壊することにより、同組織に重大な損害を与えた。またこれと同時にシリア、ロシアの合同航空戦隊が東部砂漠地方でイスラーム国が保有する四輪駆動車3台を破壊した。一方、分離主義民兵組織「シリア民主軍」はシリア北東部で支配下に置いている諸地域の住民らに対し、「イスラーム国」に所属しているとの疑いのもとでの逮捕キャンペーンを継続した。

より詳細な話として、ある現場筋は本紙に対し、「ハマー県郊外地域を管轄しているシリア・アラブ軍の兵士たちが、ガーブ平原北西部のズィヤーラ町およびマンスーラ町にあるヌスラ戦線およびその同盟者らの複数拠点を、重火器やロケットランチャーを用いて攻撃した」ことを明らかにした。

さらに「イドリブ県郊外地域を管轄している兵士たちが、ダーナー市周辺部やイドリブ県北部郊外のダーナー市・タマーニーン市を結ぶ幹線道路上にある重火砲、複数の拠点および倉庫に加え、石油派生品の市場を攻撃した」ことを明らかにした。

さらに同筋は、「（軍の）重砲・ミサイル攻撃は任務を達成し、目標となった複数拠点および市場は完全に破壊された。その結果テロリストらは多大な人的・物的損害を負った」。

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（ 翻訳者:メディア翻訳アラビア語班 ）
（ 記事ID:52841 )